「FXで本当にここまで稼げる人っているの?」
そう思ったことがあるなら、生涯収支15億円超(現在は17億円超)のカリスマ個人トレーダー・ジュンFXは外せません。
著書『チリが積もって15億 FXで成り上がった僕とあなたの微差』では、1万円の超少額トレードから15年で15億円以上を稼いだと紹介されています。
さらに、松井証券の公式リリースなどでは、2025年時点で生涯収支17億円超のトレーダーとして紹介されており、今なお利益を積み上げ続けています。
この記事では、
- ジュンFXの実際の実績・プロフィール
- 15億円以上を積み上げた“秒スキャ”の本質
- 個人トレーダーが真似できる「考え方」と「ルール」
- その思考法を海外FXで活かす現実的なやり方
まで、まとめて解説します。
ジュンFXとは?プロフィールと“15億円〜17億円”の生涯収支
まずは、公式情報ベースでプロフィールを整理しておきます。
松井証券のプレスリリースや動画シリーズ『カンニング竹山のFXトーク』などでは、ジュンFXについて次のように紹介されています。
- リーマンショック前後(2007〜2008年ごろ)にFXを開始
- 長い下積み期間を経て、2013年のアベノミクス相場で10万円から億トレーダーに成り上がる
- 2014年前後に専業トレーダーへ転身
- ニコニコ生放送などでトレード配信を行い、多くの“億トレ”が集うコミュニティを形成
- 著書『チリが積もって15億』では1万円→15年で15億円以上稼いだ経緯を公開
- 2022年時点の生涯収支14億円・年間収支6.5億円がプロフィールで明記
- その後も利益を伸ばし、**2025年のプレスリリースでは「生涯収支17億円超」**と紹介
プロフィールざっくり整理
(※数字は公表情報ベースの概算)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ハンドルネーム | ジュンFX |
| 職業 | FX専業トレーダー |
| トレード開始 | リーマンショック前後(2007〜2008年ごろ) |
| 専業転身 | 2014年前後 |
| 主なスタイル | 秒単位のスキャルピング(超短期トレード) |
| 代表的な実績 | 1万円→15年で15億円以上の利益、生涯収支17億円超(2025年時点) |
| 著書 | 『チリが積もって15億 FXで成り上がった僕とあなたの微差』(扶桑社) |
ダイヤモンド社のインタビューでも、**「2007年にFXを始めて、生涯収支が15億円のジュンさん」**として、その得意技が「秒単位のスキャルピング」であることが紹介されています。
つまり、
・スタートは1万円の超少額
・秒スキャ+徹底した検証
・十数年かけて、結果的に15億円 → 17億円超まで到達
というのが、ざっくりした全体像です。
15億円を積み上げた“秒スキャ”の本質
ジュンFXを語るうえで外せないのが、秒単位で売買を繰り返すスキャルピングです。
秒で決済する超短期スキャルピング
ダイヤモンド社の記事では、ジュンFXのスタイルを次のように紹介しています。
- エントリーしてから数秒〜数十秒で決済
- 利幅は**数銭(数pips)**と小さい
- その代わりに取引量(ロット)を大きくするスタイル
- 狙いどころは「チャートが加速する高値・安値付近」
要するに、
小さな値幅 × 大きなロット × 高い回転数 = 大きな総利益
という組み立てです。
高値・安値付近で「心理」を読む
同じ記事では、エントリーポイントについても踏み込んで解説されています。
- スキャルがやりやすいのはチャートが加速する局面
- 特に「高値・安値付近」が重要
- 「買い手・売り手の心理になってチャートを見る」ことで、
「どこで損切りが出るか」「どこで一気に伸びるか」をイメージする
たとえば、
- 安値を割れば、そこまで買っていた人の損切りで勢いよく下がる
- 高値を超えれば、ショート勢の損切りで急騰する
そうした**「損切りの連鎖」ポイントを秒単位で抜きにいく**のがジュンFX流のコアです。
「15億円→17億円」へ:数字の推移と意味
タイトルにある「生涯収支15億円」は、主に書籍タイトルやインタビューの時点での数字です。
- 書籍紹介文では「1万円の超少額トレードから始めて15年で15億円以上稼いだ」と明記
- ダイヤモンド社の記事では「生涯収支15億円のジュンさん」として特集
その後もトレードを続けた結果、
- 2022年時点:生涯収支14億円、2022年単年で6.5億円というプロフィールが確認できる
- 2025年のプレスリリースでは、総利益17億円超のカリスマトレーダーとして紹介されるようになる
つまり、こういうイメージです。
| 時期 | 公表ベースの主な数字 |
|---|---|
| 書籍ベース | 1万円スタート → 15年で15億円以上の利益 |
| 2022年ごろ | 生涯収支14億円、年間収支6.5億円 |
| 2025年ごろ | 生涯収支(総利益)17億円超 |
「生涯収支15億円」は、
“途中経過の通過点”だったが、そこからさらに積み上げて17億円超に到達した
というのが、最新の姿です。
ジュンFXから学べる「勝ち続けるトレーダーの条件」
ここからは、悩める個人トレーダー目線で、ジュンFXの情報から抽出できるポイントを整理していきます。
① 手法よりも「検証と記録」
ZAIオンライングループの記事では、**「取引を記録することが結果に直結する」**というジュンFXの考え方が紹介されています。
ポイントはシンプルで、
- トレードごとにエントリー理由・決済理由・心理を記録
- 勝ったパターン / 負けたパターンを冷静に振り返る
- そこから「勝ちパターンだけを残していく」
という地味な作業を、何年も続けていることです。
✔ うまくいかない人ほど、「記録 → 検証」が面倒で飛ばしがち
✔ 手法だけ欲しがるけど、自分のクセを直すところまでいかない
ジュンFXは、**「勝ち方は必ずあるはずだ」**と発想を切り替え、負け続けた時期を検証に全振りしたと語っています。
② スキャルピングでも「時間帯とイベント」を重視
書籍紹介やインタビューでは、ジュンFXの秒スキャが**「時間帯の法則」や投資家心理を組み合わせた攻略型**であることが強調されています。
具体的には、
- よく動く時間帯(ロンドンタイム、NYタイムなど)に絞る
- 雇用統計や要人発言など、イベント前後の値動きパターンを事前に研究
- 前回の値動き・市場の織り込み具合をふまえて、
「どこで加速しやすいか」「どこでダマシが出やすいか」を想定する
これを秒スキャのエントリーに落とし込んでいるイメージです。
③ 「逆張り × スキャル」の難しさと、待つ力
ジュンFXのスタイルは、基本的に逆張りスキャルです。
ただし、逆張りと言っても「なんとなく逆らう」のではなく、
- 重要な高値・安値ゾーン
- 損切りが出やすい位置
- 一時的なオーバーシュート後の戻り
など、「ここで反発しやすい」という根拠を持ったポイントまで待つのが前提。
実際の発言や動画を見ても、
- 根拠のない“なんちゃって逆張り”はしない
- チャンスが来るまでは「ひたすら待つ」
- 想定が崩れたら、すぐ損切りして逃げる
といった“待つ力”と“逃げる勇気”がかなり強調されています。
ジュンFX流を真似する時に必ず知っておくべきこと
「じゃあ、同じように秒スキャでやればいいのか?」というと、答えは NO に近い です。
秒スキャは“プロ仕様の格闘技”みたいなもの
- スプレッド
- 約定力
- 通貨ペアの癖
- イベント時のボラティリティ
など、かなり多くの要素を理解していないと、秒スキャはただのギャンブルになりやすいです。
さらに、
- ロットを上げる
- 秒単位で何度もエントリー
- チャートに張り付きっぱなし
となるため、メンタル・体力・経験値が総合的に必要。
だからこそ、ジュンFX本人も含め、インタビューなどでは
「自分の手法をそのまま真似するより、
考え方や検証の仕方を参考にしてほしい」
というニュアンスで語られることが多いです。
個人トレーダーが取り入れやすい“エッセンス”だけ抜き出す
いきなり「秒スキャ×大ロット」を真似するのではなく、
- まずは小ロット+長めの足(5分足〜15分足)で検証
- 「高値・安値での心理」「損切りが出るポイント」を読む練習をする
- すべてのトレードを記録 → 振り返りする
- 少しずつエントリー時間軸を短くしていく
といった形で、自分用に“薄めて”取り入れるのが現実的です。
ジュンFX思考を「海外FX」で活かすには?
ここからが本題のひとつ。
この記事のゴールは、**「読者が海外FXに一歩踏み出せる状態になること」**です。
ジュンFX本人は主に国内業者での実績がクローズアップされていますが、
そこで語られている**「秒スキャ」「高値安値の心理」「記録と検証」**は、海外FXでもそのまま活かせるコンセプトです。
海外FXならではのメリット・デメリット
海外FX業者(XM・EXNESSなど)を使う場合、一般的に次のような特徴があります。
メリット
- 最大レバレッジが国内より高い場合が多い
- ゼロカットシステムにより証拠金以上のマイナスが原則発生しない
- ボーナス(クレジット)を活用した少額チャレンジがしやすい
デメリット / 注意点
- レバレッジが高すぎて、資金管理が雑になると一瞬で溶ける
- 金融ライセンス・運営歴など、業者の信頼性チェックが必須
- 取引条件(スプレッド・約定力・ボーナス条件など)を理解しないと不利になる
ジュンFXのような**「小さな値幅 × 大きなロット × 高回転」**スタイルは、
海外FXのハイレバ環境とも相性は良いですが、リスクも比例して跳ね上がります。
だからこそ、
「ゼロから海外FXを理解する」ステップを飛ばさないこと
がめちゃくちゃ重要です。
ここで一息:海外FXを始めたい人へのおすすめ記事
ジュンFXの思考法を、自分のトレードに落とし込んでいくための“教科書”として、
以下の記事を合間で読んでおくと、かなり理解がスムーズになります。
海外FXの基礎から知りたい人向け
- 👉 FX初心者がゼロから学ぶ海外FXの始め方
- 海外FXと国内FXの違い
- レバレッジ・ゼロカット・ボーナスの仕組み
- 初心者が踏みやすい落とし穴 など
少額 × 高レバでチャレンジしたい人向け
- 👉 EXNESSでの少額チャレンジ徹底解説
- 1万円チャレンジとの相性
- 低スプレッド口座の活用法
- ロット計算・リスク管理の実例
- 👉 XMの1万3000円ボーナスを使った実践的な始め方
- ボーナスだけで“練習+検証”する方法
- 自分のお金を入れる前にやるべきこと
「本気で億を狙いたい」人向けの読み物
- 👉 海外FXで20億を目指すための戦略イメージ
- 時間軸別の成長シナリオ
- 資金推移のイメージ作り
- 途中で挫折しないためのメンタル設計
※上記の記事は、海外FXを“ギャンブルではなく、検証可能なビジネス”として扱うためのベース作りに役立ちます。
海外FX×ジュンFX思考:実践のステップ例
ここからは、実際に海外FXでジュンFX的な“エッセンス”を活かしたい人向けのステップです。
STEP1:デモ or 少額+長めの足で「勝ちパターン」を作る
いきなり秒スキャではなく、
- デモ口座 or 数千円〜1万円程度の少額
- 5分足〜15分足で
- 「高値・安値ゾーンの反発」「ブレイク後の伸び」だけに絞る
という形で、
- エントリー理由
- 利確位置
- 損切り位置
- 実際の結果
を毎回ノート or スプレッドシートに記録していきます。
STEP2:記録から「自分だけのルール」を作る
数十〜数百トレード分の記録が溜まってきたら、
- 一番勝率が高いパターン
- 損失が大きくなりやすいパターン
- メンタルが崩れやすい時間帯・状況
を洗い出し、
- 「エントリーしていい条件」
- 「エントリーしてはいけない条件」
- 「損切りを絶対にためらわないライン」
を文章レベルでルール化していきます。
これは、ジュンFXが何度も強調している「取引の記録と検証が、結果を左右する」という考え方そのものです。
STEP3:徐々に時間軸を短く・ロットを重く
ルールが固まってから、ようやく、
- 時間軸を短く(15分足 → 5分足 → 1分足)
- ロットを少しずつ増やす
といったフェーズに入ります。
ここでも、
- 一気にロットを上げない
- 負け方が崩れてきたら、すぐにロットを戻す
- イベント時のトレードは、事前準備できている時だけにする
といった、自分なりの「ブレーキ」を必ずセットしておくべきです。
まとめ:15億円トレーダーから学ぶべきなのは「数字」より「姿勢」
ここまでの内容を整理すると、ジュンFXから学べる本質は次の通りです。
- 1万円スタートでも、時間をかけて積み上げれば15億円以上に到達した事実
- さらにトレードを続け、2025年には生涯収支17億円超に到達していること
- スタイルは「逆張り × 秒スキャ」だが、
その裏側には徹底した検証・記録・時間帯研究・心理分析がある - 真似すべきなのは、表面的な「エントリーパターン」ではなく、
勝ち方を見つけるまで諦めずに検証し続ける姿勢
そして、海外FXを使うなら、
- ゼロカットやハイレバを**「攻めるための道具」ではなく「検証の選択肢」**として使う
- いきなり秒スキャに突っ込まず、長めの足+少額から、自分の勝ちパターンを作る
という流れが現実的です。
数字(15億・17億)に憧れるだけで終わるか、
「自分の勝ちパターン」を作る側に回るか。
ここから先は、あなたの行動次第です。
よくある質問(Q&A)
Q1. ジュンFXのように「15億円以上」稼ぐのは現実的ですか?
正直に言うと、誰にでも再現可能とは言えません。
- リーマンショック前後から相場に向き合い続けた年数
- 2013年アベノミクスなど、相場環境の追い風
- 検証・記録・配信活動を含めた“人生丸ごとFX”のコミット
などを考えると、かなり極端な成功例です。
ただし、
- 「1万円スタートでも、年月をかければ大きく増やせる可能性はある」
- 「負け続けた時期からでも、検証次第で巻き返せる」
という“方向性”は、多くの個人トレーダーにとって現実的な学びです。
Q2. 海外FXは国内FXより危険ですか?
使い方次第です。
- レバレッジが高いぶん、「全力ロット」でやれば一瞬で資金を飛ばせます
- 一方で、ゼロカットシステムやボーナスを使えば、
「失ってもいい小額」で大きな値動きを検証する場としても活用できます
大事なのは、
- どの業者を選ぶか(ライセンス・運営歴・評判)
- どのくらいのロットでどんな手法を試すのか
- 「失っても生活に影響しない金額」に限定するか
といった、自分側のルール設計です。
Q3. ジュンFXの秒スキャをそのまま真似してもいい?
おすすめしません。
- 相場経験
- 約定力やスプレッドの理解
- イベント前後の値動きパターン
など、前提条件がまったく違うからです。
真似するとしても、
- まずは時間軸を長めにした“なんちゃってスキャル”から
- 小ロット&少額資金で、勝ちパターンを検証
- 記録が溜まってから、徐々に時間軸を短くする
という順番を守る方が、長く生き残りやすいです。
Q4. どのくらいの元手から始めるのがいいですか?
- 完全な初心者なら、
「失っても生活に影響しない金額」+デモ口座が基本です。 - 書籍でも「1万円の超少額トレードからスタートした」と紹介されているように、
最初は“学費”として割り切れる額で十分です。
海外FXのボーナス(XMの1万3000円ボーナスなど)を活用すれば、
自分のお金を入れずに相場感やツールの使い方を練習することもできます。
Q5. まず何から始めればいいですか?
この記事を読み終えたら、
- 海外FXの基礎解説
👉 https://iforefx.com/syosinsyafx/ - EXNESSやXMの特徴解説
👉 https://iforefx.com/exness/
👉 https://iforefx.com/xm_13000/
あたりを読みつつ、**「どの環境で検証するか」**を決めるところから始めるのがおすすめです。
そのうえで、
- トレードを記録する
- 勝ち負けのパターンを分析する
- 自分なりのルールを文章にする
という、ジュンFXも徹底している“地味な作業”を、
今日から始めてみてください。